SF・ファンタジー[1分スピーチ]

マンガやアニメや映画のジャンルではSFやファンタジーが好きだ。
創作の世界は現実にはありえない世界であって欲しい、と言うかそういうものが見たい欲求があるのだと思う。
その反面、ファンタジーやSFの世界観にリアリティと言うか現実に存在しそうであると思わせるようなクオリティや設定の綿密さが欲しいとも思う。あまりにもご都合主義的な展開が嫌なのだ。
例えば世界を揺るがすような大事件が、たまたまそれを解決する能力を持った主人公やその仲間が住んでいるどこか一つの街で起こって、すべてその中で完結してしまうような物語に違和感を覚えてしまう。そのため学園モノのような閉じた世界観のファンタジーはあまり好きではないのだ。

逆に切掛けはたとえ主人公の身の回りで偶然起こったとしても、世界を揺るがす事件ゆえに主人公やその仲間が世界を駆けまわるような展開になるのは嫌いじゃない。例えばデスノートやARMSのようなパターンだ。
あるいは世界観そのものが完全にオリジナルで物語の進行とともに次第に明らかになってゆくのも良い。

フィクションなのだから大風呂敷を広げるべきだと思う。すべてキレイに収まらなくても違和感だらけな狭い世界の物語よりずっと話にスケール感が生まれると。
なので最近の量産型サブカル萌え系ファンタジーや、登場人物をみんなJK・JCにしてみましたオブ・ザなんとかみたいな作為の塊から生まれたような経済的クールジャパン作品にはあまり好感が持てず、逆にあまり人気がなくとも醜なるも媚なるなかれと言った感じで自分の世界観を全面に出した作品のほうが心惹かれる。

SFやファンタジーは作家の持つ世界観が一番表現しやすいジャンルだと思う。自分は心情的な表現には疎いので、作品の世界観がわかりやすいこのジャンルが好きなのかもしれない。


(740文字)

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)