漫画[1分スピーチ]

自分はそこそこ漫画好きで、家にはそこそこ漫画本が積まれている。
そこそこと言うのは自分の周りだけ見ても自分より明らかに多くの漫画を読んでいる人が数人いるので謙遜してのことだ。

小学校の頃、月間コミックボンボンを購読していた。当時はギャグ漫画ばかり読んでいたのだが、月日が経過した中学だか高校時代にたまたま部屋を掃除していたときに本棚からボンボンが出てきて、マーフィーの法則的に再読していたら、そのバックナンバーに当時連載されていた熊倉裕一先生の「王ドロボウJING」と言う作品の「ザザの仮面舞踏会編」の「死闘の果て」と言う、王ドロボウJINGのファンなら多くの人が上位に挙げるであろう話が掲載されていた。
小学生の頃は理解できなくて全く読んでいなかった漫画がその年頃になると絵の綿密さ、コマ割りの巧みさ、セリフのセンス、すべてに衝撃を受けて、本屋や古本屋を巡ってすぐに全巻を揃えた。今思えばこれが自分の漫画好きを決定づける出来事だったと思う。

それ以来、漫画のキャラクターデザインの好みは等身がリアルな非デフォルメ、ジャンルはファンタジー、アクション(それとSF)、世界観は現実世界より完全に独自の世界観の作品に強く惹かれるようになった。
なので、デフォルメや4等身、ラブコメ、学園モノと言った内容は正直あまり好まなくなっていた。
そういったことを考えるようになったのは二十歳を過ぎてからで、もう漫画なんか卒業しろよという話なのだが……。

その頃にたまたま流行っていた東方二次創作の牛木義隆先生による作品「アドベントチルノ」を見たとき、熊倉裕一先生の絵と似ていると言うか熊倉裕一イズムのようなものを感じた。
それ以来、牛木先生の作品を追いかけていて、今でも牛木先生の「夢喰いメリー」が連載されているきららフォワードを購読している。

きららフォワードは4コマ漫画の多いまんがタイムきらら系列の中では珍しく、ストーリー漫画をメインで掲載しており、自分好みなSFやファンタジーも少なくなく、夢喰いメリーの購読で買い続けている間に連載されていた「麻宮さんの妹」や「meth・e・meth」、現在連載中の「スモーキーゴッドエクスプレス」なんかは大好きだ。

夢喰いメリーも、物語が架橋に突入し、夢路が実は死んでいるのではないか疑惑や、メリーの夢に憑いた夢魔が夢路なのかとか、白儀君はその夢路を現実のものにするために世界をかき混ぜているのではとか色々想像しながら楽しく読んでいる。


(1008文字)

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